世界猫の日デー
日本の猫の日は、猫の日実行委員会がペットフード協会と協力し1987年に制定。猫の鳴き声が「にゃん」と聞こえることから語呂合わせで2月22日になりました。
「にゃん にゃん にゃん の日」と言われています。
2月22日という日付は、全国の愛猫家からの公募で決められました。
「猫と一緒に暮らせる幸せに感謝する日、猫と共にこの喜びをかみしめる日」
という意味が込められているそうです。
ちなみに招き猫の日というものもあります。
招き猫は福を招くということはみなさんご存じかと思います。9月(くる)29日(ふく)と呼び招き猫の日となったそうです。日本招猫倶楽部が1995年に制定しました。
日本以外にも猫の日を制定しているところがあります。世界的にみるとたくさんの猫の日があります。
世界猫の日は8月8日です。
国際動物福祉基金(IFAW)が2002年制定しましたが何故その日になったかの詳細は不明です。
世界猫の日がどんな意味が込められて制定されたのか詳細は分かりませんが猫問題として皆さんに考えて欲しいことがあります。
現在、猫の殺処分は以前に比べれば減ってきてはいますが、まだまだたくさんの猫たちが殺処分されているのが現状です。
世界猫の日は愛猫だけでなく保護猫や野良猫の厳しい状況をどうしたら良いのか救えるのかを考える一日にして欲しいと思います。
保護猫・野良猫を家族に迎える、そうしたことが出来なくても間接的に助けることが出来ます。
保護猫募金がついた品物の購入、保護猫活動をおこなっている団体への寄付、保護猫カフェへ行く、などはすぐに行えます。
また余談ですがペットショップへ行くと以前は犬が大部分を占めていましたが、現在ではたくさんの猫を見るようになりました。いわゆる猫ブームです。
ですが、その裏側では、たくさんの猫を販売する為に劣悪な環境下で頻繁な繁殖をさせ、たくさんの奇形児を出産させている悪質なブリーダーもいます。その結果、奇形児や無事に生を受けても体の悪い子たちは販売することが出来ない為殺処分されているという現状もあるということを皆さんに知って頂きたいと思います。
親猫も子供が生めなくなるとその後は殺処分をされている、そんな残酷なことも裏側では起こっているのです。このような許しがたい悪質なブリーダーもいますが、猫達のことを考え無理のない繁殖をし販売されているブリーダーさんもたくさんいます。
不幸なことばかりを述べてしまいましたが、現状ではそんな悲しい猫達がいることを知っていただき世界猫の日の8月8日は皆さんが猫の実情を考えてくれる1日に、そして今後、生を受ける子猫達が幸せなニャン生をおくれるそんな猫世界になって欲しいと切に願うばかりです。