10人のうち1~2人から可愛がってもらう
あけましておめでとうございます。
お正月休み、以前より長かったですが、お変わりありませんか?私は運動不足と吞みすぎで2㎏ほど肥えました。
年明け、社員さんに1人体調不良が出て順調とはいえませんが、皆が元気で明るい環境が築けるよう精進していけたらと考えております。
話は変わりますが、以前 3対7の法則 というコラムを書きました。
弊社の在庫の30%の商品で70%を売上げる、また全ての分野ではないにしても10人の営業が在籍すれば3人は優秀(もう3人はお荷物、残りの4人は可もなく不可もなく)、という内容です。
その際、10人全てから可愛がってもらうのでなく、1人か2人でOK。もちろん優秀な方でなければなりません。
私は以前から、案件を頂戴する際、私のみに声を掛けていただく営業先を作ろうと考えておりました。ただし会社ではなく「人」、そう個人です。
ではどうしたら出会えるか?弊社の営業の者も、ようやくその言葉が理解できてきたようで、お問い合わせや提案依頼が入った際、5mがノルマとすれば、7m飛んでみる。
飛んだことに気が付く方、そうでない方、まずは前者に可能性が広がります。
次に7m飛んでも決まらなかった時、お詫びとして、新たな案件をご用意していただき、本発注まで辿り着く方に力を注いできました。
口では申し訳ないと謝ってきても、何回提案を出しても、決まらない方、結構存在します。
そんな方へ私は、「次も決まらなかったら、弊社の社員に、もう提案出すなと言ってあるからね」と冗談半分で脅かします。
つまり、7m飛んだことに気付けない方は、10人中3人のお荷物の方、気が付いても仕事を取って来れない方は4人の可でも不可でもない方、その他の3人ですが、私にしか依頼されないという条件になると10人中、1人か2人しか存在しないというのが現実だと思います。
以前、あるお仕事でお客様でもあり、私より遥かに先輩の方に向かって、言いたいことをぶつけたことがあります。
さぞかし気を悪くされたと思いますが、不思議とお話をもってきてくださいます。
ある時、聞いてみました。こんな生意気な者に何故?と。
返事は、
「一度あんたに頼んだら、他には声掛けられないよ。だって提案用資料のほかにサンプルまで用意してくれるのだから」
とおっしゃられました。
そうノルマ以上に飛べるよう、今年になってから、新たな機械を導入しました。
生産用ではなくサンプル製作用で、正直私のお遊び用です。
こんな緩い会社ですが、一生懸命対応させていただきますので、どうぞ今年もよろしくお願い申し上げます。