新規産業への糸口
あっという間に12月、今年はどんな年だったでしょうか?
個人的には、大きな病気や怪我もなく、家族も、弊社スタッフも健康に過ごせ、
また会社もコロナ禍から立ち直り、実り多き一年だったかと思います。
そんな折、向かって行く方角が近い人(会社単位ではなく)と意見交換をする機会が増えました。
ターニングポイントはコロナ、そこから大きく様変わりしたとおっしゃる方がほとんどで、
旧態依然では未来が見れない、変革の時であり、新たな市場開拓が絶対不可欠だと申す者もおりました。
至極当たり前のお話で、記念品業界が成長産業ではない、若い人材が入って来ない、
安価な外国産品が相当数流通してデフレ状態、これで枕を高く寝られる方、
ちょっと首を傾げるレベルですが、まだまだ相当数存在するのが現実です。
これだけ、原材料が高騰し、それを転嫁させない業者もおり、仮に上げてもらえても、
そもそも売れる訳がないのに、何も手を打たない。
この業界に未来があるのか?そこで新規顧客開拓するための新製品開発と提案力を磨くこと、
そこに今年は幾つか成果が残せたかと思います。
来年に向けて、取り組んでいこうと思っているのは、レプリカや展示品のディスプレイ、
サンプルやダミー等、弊社の強みである、この世に存在しない物を1個から製作するという
コンセプトを生かした世界に手を伸ばしていけたらと計画しております。
今までは、円の中が記念品業界として、それを幾らか左右にずらして、可動域を広げてきましたが、
今回は細長い楕円を意識することで、多種の産業と交われるのではと考えました。
うまく行くか解りませんが、やってみないと結果は判明しません。
来年も新たな出会いに想いを馳せ、楽しく愉快に過ごせたらと思っております。
今年も残り少なくなってきました。大変お世話になりました。
来年もどうぞよろしくお願い致します。
良いお年をお迎えください。