変革とは何か
先日、弊社のお客様である問屋さんの社長さんと会いました。コロナの影響も手伝って、久しぶりのお話となりました。
ここ数年で大きく環境が変わりました。コロナの影響ではありませんが、創業者である父が他界し、母も要介護になり、また若い人材を育成していくという目的からも、ほとんど仕事での外出が激減しました。
用件は今後の職人さんに、かなり不安を抱えていらっしゃるようで、一社や個人で、どうなるものではない、業界全体で考え、多くの方に賛同していただき、出資という形で後継者の育成はできないものかという内容でした。
私が申し上げたのは、手遅れと考えていらっしゃる方が多いと思いますが、次世代の職人さんを育成するにあたり、出資より、もっと大切なことがある。その内容はと言いたい事を言い、意見を拝聴し、またまた変革が必要だと申し上げました。
ぶつけあった翌日、昨日は言いたい事を言いすぎて、申し訳なかったと、お詫びの電話を入れましたが・・・。
では変革とは何か?まずはエンドユーザーさんに近いお客様を増やしてほしい。今の仕入先があれば、新規産業にも飛び込めるのでは?
また伝票のみ通過で、身体も頭も全く使わない業者さん、山ほど存在するでしょ?
そんな業者さんは、早かれ遅かれ、淘汰される運命にあることくらい、お気づきになられているでしょ?
これらを早急に改革すれば、次の世代に明るい陽射しを見せることができる。
今から25年前、次の担い手の受け皿として我々で作った親睦会、ここ15年は新規会員が入っていない現実。
御社の協力会での新年会や納涼でも、いつも同じメンバーで、新規会員もいなければ、次の世代の参加も確認できない現実。
これをまず打開するには、コストと納期を潤沢に設けることが、一丁目一番地で、しかもネットがここまで進化を遂げた今、旧態依然のやり方では、他の産業と競争できないことは、明らかですよね。
間を省くか、それとも職人を育成するか、両方は救えません。どちらに重きを置くか???
やっぱりこれは言い過ぎましたね。反省反省。