弊社のポテンシャル
今年は花粉の量、かなり多いようです。私は4月後半まで、巣籠状態になりそう。皆さんもお体留意してくださいね。
そんなある日、お客様から宿題を頂戴しました。こんな物は製作できないか?
その品は以前販売されていたが、今は業者さんの廃業に伴い製作中止。
写真を見ましたが、鋳造で製作した品だと想定できました。
私の考えは、コロナ前まで業績が回復または上昇するには、今までの顧客層だけでは難しい。あえて冒険も必要では?と考え、年代層をもう少し低くした記念品を一度見ていただこうと考えました。
そこで4面に透かしを施し、4コマ漫画のようなストーリーで、オチはネコちゃんがドジを踏む、これを可愛く表現してと若い女子社員さんにお願いしたら、3~4日で、完成前ですがお客様に持ち込める状態まで仕上がりました。
その社員さんは、データも製作できるし、試作も自分で手掛けられるし、どうやったら作りやすいか、工場長とも意見交換しながら、形にしてくれました。
全て自社で企画・開発・製作・営業ができる弊社は、他社の営業マンから度々羨ましいと言われます。また職人の高齢化が進み、現役でも70・80代が大半の昨今、弊社の製造部門の主力は40代ですので、それも他社からは眩しく映るようです。
話は試作に戻しますが、今後いくつ生産するか?それによって生産方法が異なります。単価面、品質面、リピートにおけるスピード面、これらを鑑み、対応を考えます。
考えられる製造法は、材料を型に流し込む鋳造法、板からの加工なら手で切り回す、彫刻機で切り回す、レーザーなど機械で切り回す、あるいは両面からのエッチングで切り抜くetc...
ちょっと考えただけで、これだけ選択肢が存在します。
ただ、この企画がスタートしてから、社員さんが楽しそうに、そして笑いを交えてディスカッションをしていて、ネコちゃん以外の図柄もすでに完成しております。
やはり仕事は楽しめないと、長続きしません。商い=飽きないですから。