デジタルとアナログ 兼備できる者は存在するか


今年は梅雨があっという間に終息して、真夏という表現では足りないくらいの酷暑が出没、その影響か軽い熱中症になった社員さんもいて、コロナと区別がつきにくいのも、厄介ですよね。
くれぐれも水分補給だけは心掛けてくださいね。決してビールでの水分補給は推奨しておりませんよ(お前が言えるかよと言われそうですが)

そんな中、HPをご覧になられた方からお問合せを頂戴しました。その際、色々ヒヤリングをして、提案に必要な情報をご提供いただきました。

そこで何を提案するか?私はここ一番のスピードが、企業にとって大切だと常に公言しておる者として、できるだけ早急に対処する方法を考えました。
ただその日の翌日は弊社の年度末の棚卸でした。
8時始業、酷暑の中なので10時にお茶タイムを設け、皆に一服してもらっている時に集合を掛けました。アイテムは「これ」、そして午前中にイメージ図を先方にメールで送りたい。そして午後からイメージできる物の写真を送りたい。そして夕方、それに伴う提案書を送りたい。
その全てを私だけではできません。時間的に厳しいのもそうですが、物理的にできないのです。私は紙と鉛筆で作成する図案は手掛けてきましたが、イラストレータでの作成ができません。
そこで1人ではなくチームを編成しました。イメージ図を作成する者、サンプルを用意する者、写真撮影する者、提案を作成する者、皆が目標に向かって歩めば、翌日には提案書までご案内できる。

これは私が入社して、営業活動をしていた際、叶えたかった目標でした。その為、ソフトを導入し、それを動かすハード(人)を育成しました。

その成果がここに来て目に見える形で表れてきております。それはメールや電話、もしくは直接お会いする際、お客様から、こちらの対応が他社と比較にならないくらい、迅速で的確で、しかも他社からはできないと返事が返ってきた物も、こちらではすでにサンプルまで出来上がっている。
心から感謝申し上げますと、社員さんの前でおっしゃっていただく、こんなに有難いことはないし、モチベーションにも繋がります。

そこにはデジタルとアナログが共有できているからだと思います。しかもそれが同一人物ではなく、チームが組めているからで、これからはどちらか片方だけでは、幅広く対応できません。
私はあえて、両方を一人の者が追いかけるのではなく、各々得意な者を設け、それをプロデュースできた時、とてつもないパフォーマンスに繋がると信じております。所詮1人でできることには限界があります。また人には強みと弱みは存在して良いと思います。あえて弱い部分を公言し、その部分をフォローしてもらうのも長続きするコツではないでしょうか。

今回の私のワガママにも対応してくれる社員さんを頼もしく感じます。

弊社はこんな賑やかな会社ですが、一生懸命に頑張りますので、よろしくお願い申し上げます。