他との差別化ができれば楽しめる



今年は北京で冬季オリンピックが開催されました。
思う存分、結果を残せた選手、普段の力が発揮できなかった選手、様々だったとは思いますが、このオリンピックに出場するため、己を節制し、犠牲をはらって懸けた想いには敬意を払わずにはいられません。

その全てのオリンピアンは秀でた物があったから参加が叶い、中には誰もできない技やチャレンジ精神が成功し、メダルを手に出来たのかと思っております。

アマチュアという範疇は以前のお話で、今やプロフェッショナルなアスリートと言って過言ではないと思います。正直、彼らが同じモチベーションが保てれば、営業や製造、何をやっても成功すると思います。

彼らの強みは人と競ったことで生まれた向上心と、それゆえ結果が残せた自信だと思います。
それに比べ、我々記念品業界、お客様の目を見て、はっきりYES or NO 自信を持って表現できておりますか?
仮にNOを言おうものなら、すぐにライバル会社の名前を出してきて、「お宅がNOなら他に声を掛けるよ、そうなると他の案件も、そちらに頼むけど」と驚かされ、仕方なく受けざる負えない、なんて光景が目に浮かびます。

では、頼む側の方、そんなに知識や能力が高いのか?
以前はお客様とヒヤリングの際、身振りや手ぶりを交え、イメージ図をお見せしたり具体的な提案をしたりと、自分で考えておりましたが、現在は外注先に丸投げの方を多く見掛けます。
だからエンドユーザーさんはどこにお願いしても、考える所は皆同じで、相談先が廃業や合併をして頼む選択肢が限られてきたら、どうされるのか?

つまりは他社や自社の同僚と比べ、秀でるものがあるか?どの分野なら自信を持って対応できるか、それには己に厳しく、1つ1つ有言実行していくことで道が開けてくるのかなと個人的には考えております。

結論、差別化ができている方やオリンピアンも共通しているキーワードは「楽しんでおりますか」だと思います。

カーリングの彼女たちのあの笑顔、視聴者を幸せな気分にしてくれますよね。それは楽しんでいるからだと思います。私たちもその為なら労を惜しまず努力しませんか?きっと見える景色が変わってくると思いますよ。