アフターフォローの大切さ
今年は天候が不順でしたね。
梅雨が2回来たような感じで、被害にあわれた方々が早く平穏に戻ることをお祈り申し上げます。
それにコロナです。お仕事に影響は出ておりませんか?テレビをつければ、コロナの暗いニュースばかり。そのうえ国会議員は名案を考えるどころか、政局に気がまわっていて、与野党共、情けないの一言です。
総理に相応しい人=国益に繋げる人だと思いますが???
そんな中、仕事面でもコロナの影響は色濃く出ております。しかし弊社に入ってくる情報は
「何やっているのー?」と言いたくなることばかりです。
例えば、銀製品に名入れをお願いすれば、1週間では無理です。では一度使ってから彫刻をお願いしたい旨お話すれば、傷が入ると彫刻機が止まってしまうから対応できない等々、一度は間をおいて伝えるなら、まだマシですが、その場で断るそうです。
それなら自社の偉そうな刻印なんて打つなよ、そもそも銀製品売るなよと申したいところです。
我々銀器を扱うところからみれば、不買運動と同意味だと思います。傷が付いたら研磨すればよいし、それうえでお見積すればよいし、高いと思われれば、お客様に断ってもらえばよい、これは最低な対応だと思います。
そもそも銀製品は手入れが良ければ世紀をまたいで、お使いいただけます。メッキ物は購入時においては安価ですが、修理となるとメッキを剥離し、生地から作業を施し、再度銀の厚メッキを掛けますので、修理費用が銀の数倍になります。全てがそうではないですが、目安として修理しながらお使いになられるのであれば、2回目のメンテナンスから銀製品の方が安価になると思います。
またトロフィー業界においても、カップを購入したお店に、優勝者の彫刻をお願いしたら、一度プレートに彫刻したプレートは文字の大きさが揃わないからと間髪入れず断られたそうです。確かに面倒ではありますが、プロフェッショナルなら涼しい顔してお引き受けするべきだし、そもそも足を運んでいただき注文・引き取りにきていただき。お代まで頂戴できる。これを神様と言わずに何て呼ぶのか。
これも不買運動だと思います。アフターフォローすることで、新たな需要が生まれるし、お使いいただけるのだと私は考えております。
やはり企業は人材だと申しますが、社員教育の問題か、感謝という気持ちを持てないからか、いずれにしても、1件の顧客も開拓したことがない方には理解できないのだと推察します。
今回も当て嵌まりますが、名の知れたお店、老舗店は特に見掛けられます。
こんな厳しい時だからこそ、Noの言い方、タイミングを考えてみたらいかがでしょうか。