営業マンに最低限必要な3つの要素


先日、まだマスターズの松山選手の余韻が覚めぬ中、久しぶりにゴルフしてきましたが、イメージトレーニングしたものと全く異なる内容で、ふと我に返りました。
所詮遊びだからと納得させ、改めて自分しかできないこととは何かを問いかける日々を送っております。

私は幼いころから、自宅が仕事場という環境から門前の小僧として、記念品製作の着手から完成まで目の当たりにしてきました。そして学校を卒業し、すぐに入社しました。
最初は現場で雑用、そしてパーツの製作や組み立て、在庫管理、見積業務、ここまで一通り経験してから営業、そして代表取締になり、現在は資金繰りを主にしております。

その中で苦手な物、当然あります。現場は同じことを黙々と半日いや一日継続しても、飽きない人は現場向きだと思います。
私は物造りが嫌いではありませんが、これ以上はコメントを差し控えさせていただきます。

その中で大変だけど面白いのが営業、若い時は100のうち90辛い、でも残りの10は感動であり喜びを味わえ、やみ付きになる。そんな経験はありませんか?

私なりのあくまで個人的な尺度ですが、営業マンのスキルで最低限3つ必要なことが存在すると思います。

1つ目
特に用がない中で、顧客先に通える口実が作れる者(「近くまできたから寄らせてもらいました」を繰り返すと、「今度用があったら、こちらから連絡するよ」と門前払いされてしまう)

2つ目
自分以外に案件を振らない担当先を多く獲得できる者

3つ目
お客様を紹介してもらえる営業マンになること(今までの実績が評価されて)


1つ目においては新規顧客先開拓に絶対必要とされる要素で、何回も通い、可哀想だなと思われ、ようやく端役の案件をいただき、数年掛けて実績を上げていく。
これら3つ、何一つできなければ、「お使い屋、雑用係り、ルートセールスマン」と呼ばれてしまうと思います。

では、営業マンと呼ばれるためには、丸投げしないで、まずは自分で考える、そして上司や同僚に相談する、そこで結論を導く、これを常態化することだと思います。
基本はホーレンソー(報告・連絡・相談)です。一番危険なのは、自分の判断で案件を断ることだと思います。

私共業界でいえば、90%以上ルートセールスマンで、これでは産業は栄えません。しかもその中でのコロナ禍、業界のφはかなり縮小されることは間違いないと思います。
今後、どうしたら生き残れるか、社員さん1人1人が、真剣に考える時が来たと思いますが、果たしてどこまで現実が見えているか、見たくないというのが正直なところかなと推測します。
それでも弊社は、健康には留意し、新たなチャレンジができるよう社員一同で取り組んでまいりますので、よろしくお願い申し上げます。