感動をありがとう


今月はスポーツ界で嬉しいニュースが続々!
まずは池江選手の復活、ポジティブに前を向ける精神力があったにしても奇跡としか言いようがありません。
命の危機を乗り越えるだけでなく、一度は諦めた東京オリンピックを射止めたこと、同じ病で闘っている人に、どれだけ勇気と元気を与えることができたか、想像するだけで感動致しました。

そしてマスターズ優勝の松山選手。実況していたアナウンサーも解説の中島・宮里両選手も涙無しでは見られない、素晴らしい光景を見せてくれました。
夢のまた夢の存在だったメジャー制覇、渋野選手が全英女子オープンで優勝した際、岡本綾子プロが、これから日本人選手が世界で戦う門戸が開いたとおっしゃいましたが、松山選手も同様なコメントを残されました。
そして表彰式で、前年覇者ダスティンジョンソンからグリーンジャケットを着せてもらい、トロフィー授与、全てが新鮮で、私の涙腺も緩みっぱなしでした。

池江・松山両選手に「おめでとうございます」
そして感動を「ありがとうございました」

偉業とは人ができないことをやり遂げることを言うかと思います。池江選手に至っては過去に類がないくらいの快挙、松山選手は日本人もさることながらアジア人で初めてマスターズ制覇、同じ日本人として誇りに感じます。

昨今はコロナの影響で暗いニュースばかりでしたが、心から感動する明るいニュースの存在が、改めて己を奮い立たせるきっかけになったような気がします。

先日も現場で新製品を開発し、お写真をある業者さんに送りました。そうしたら、「今の製作費を60~70%まで縮小できませんか」と返信が入りました。これで諦める方も多く存在するかと思いますが、私は早速連絡をとりました。
考えられるのは2つ、
1つは断る理由として厳しい数字を提示したのか、
それとも価格がクリアできたら販路が開けるのか、
正直に聞かせてほしいと尋ねました。そうしたら「価格面で厳しいとは思いますが、そこに近づけていただければ、私の直感ではありますが売れると思います」と返ってきました。わかったあ、1ヶ月時間をくれ、サンプルと見積り、必ずやり遂げるからと言い切ってしまいました。

でもいつかは夢が叶うことを彼らに勇気づけられたので、私も絵空事に終わらないよう努力していきたいと思っております。

そんな勇気と元気をもらえたお2人にもう一度「感動をありがとう」