今月はコロナウィルス一色で、正直もう少し明るいニュースが欲しいですね。
そんなある日の夜、久しぶりにゴルフ練習場に行きました。
そうしたら、突然声を掛けられました。振り向くと得意先を定年退職された方で、
4年ぶりにお会いしたので、1時間ほど話し込んでしまいました。
その方は営業職で弊社でも随分お仕事を頂戴しましたし、
幾つかの困難を乗り切って来た同志でした。
そこで自分が勤めておられた会社のことを気にかけ、
私に今はどうなった?など尋ねて来られました。
そうしたら私の回答に、不甲斐ないなあとか顔を曇らせていました。
ヒントは自分を取り巻く環境にあり、情報を聞き出して、ピンポイントで提案を持ち込む、
一番有力な情報は仕入先からもらえるのに、システム変更で距離が遠くなったと渋い表情でした。
その日がきっかけで昔を思い出し、今ある在庫で組み合わせの変更することで
新しい感覚の分野への移行、そのお見積りと在庫数をうたった企画書も持ち、
久しぶりにお客様のところに足を運びました。
実物をみてもらうため、営業が帰社する16時半から17時頃持ち込んで、
出来具合や何故この価格で持ち込めるか、
またこういう場面で使っていただけないか等お話していたら、あっという間の40分でした。
そこでかなりの手応えがありました。
メーカーの営業とはかばん1つ持って回るのではなく、
自分のところに来ていなかった分野で使っていただく品を自分で考え宣伝する。
弊社は職人がおり、図案を書ける者もおり商品開発する者もおります。
正直営業をするなら、こんなにいい環境が揃っているところは我々業界の中でも屈指だと思います。
まずは色々試行錯誤してやってみる、それでも結果が出なかったら諦め、
また次のチャレンジをする。この繰り返しだと思います。
先日以前弊社の担当だったメガバンクから転職され、久しぶりに訪ねて来られた方が、
使える人とそうでない人を見分けるのは脳みそを使っているか否かだと申しておりました。
私も久しぶりに品物を持って営業に行きましたが、やっぱり面白い。楽しい。
最後にはコーヒーとドーナッツまでご相伴にあずかりました。
ご馳走様でした。