コラム 銀ちゃんの『銀が一番』
10月下旬というわりには暖かい日が続きますがお変わりありませんか?
弊社では今月パートの女性の方が、検診で見つかったものの切除で手術を行いリハビリと治療が必要なようで
、戦力ダウンが生じております。ただ幸いなことに快方に向かっているようで、早く復帰してもらえることを祈りつ
つも、体優先で治療に専念してもらえたらと複雑な心境です。
さて、そんな毎日ですので残された者でここは頑張るしかありません。
より効率良く行動する必要に迫られます。
そんな中、残業時間が膨大で自らの命を絶った報道がありました。よく調べたわけではないので軽々しく意見を
述べるのも故人の方には失礼にあたるのかもしれませんが、物事を前向きに考えることができたら、また周り
の方の声のかけ方で救われたかもしれないなあと、ふと思いました。
普通に考えれば、ある特定な人に仕事が集中する=頼みやすい・話が早い・能力があるからであり、それだけ
頼られているという証だと思います。それを言葉にして、やり甲斐を認識できていれば、また真面目な性格から
全て全力で手を抜かずに取り組んでいたから全てを背負ってしまったのかなと個人的には想像しております。
弊社も同様で時にはある担当に集中することがあります。いつも溢していたらそれも迷惑な話ですが、爆発す
る前にガス抜きといいますか適度に放出して、またMAXではなく、120%や60%など予算や難易度からメリハリ
をつけて対応することを推奨しております。
先日もある金融機関からお話をいただき、セミナーに参加してきました。
ある業態の助成金制度についてでしたが正直弊社にはまったく縁がないお話でした。本来なら一番根幹な部分
ですが、本当に入用な法人に行き渡るのではなく、その隣というか助成しなくても後継者は出てくる、設備投資
もできるところに仕組まれているというか、役所等のこういう事業を展開しておりますよというアリバイ作りに感じ
られました。それは中小企業向けという名目で、零細は含まれておらず、社員数が100人以上向けで仮に500万
という金額の補助があったとして、社員数が1000人と100人・10人では意味合いが異なり、資料製作も社員数に
伴い裂ける人数・時間も大差が生じます。つまりは有り難く感じられる法人・業種に使われるのではなく、いただ
けるなら頂戴しましょうという法人・業種が恩恵を受ける、そんな内容でした。では社員数が少ない零細は書類
製作ができないか、決してそんなことはないのですが、1人休めばそのしわ寄せは大きくなり、そのうえ書類製
作となれば、今度は外部の顧客先・仕入先様にご迷惑がかかります。
私は朝早くから夜遅くまで仕事に集中するということには反対で、仕事と遊びの切り替えを大事にしております
。そうすることで多くの方との出会いに繋がるし、その経験が仕事の幅や考え方にも影響されると考えておりま
す。食事もお酒ばかり、肉中心、野菜ばかりと偏るのではなく満遍なくいただくことが大切だというのと同じです
。
何事も過ぎるはよくありません。ある決められた時間内を集中して、その範囲の前後で会社が持続できる環境
を整えていくべきだと考えております。
そんな賑やかな会社ですが「ものづくり」の原点として、これからも記念品を製作し、それがどんな目的で入用
かを意識して楽しく皆で頑張っていけたらと考えております。
今後共どうぞよろしくお願い申し上げます。