コラム 銀ちゃんの『銀が一番』
桜の便りが近づいてきましたがお元気ですか?
私は逆流性食道炎で胃薬を飲み、花粉症の抗アレルギー剤も飲み、またまた尿管結石でお水を毎日2?飲む
日々で、全ての要因はストレスという診断に、周囲の目は冷ややかでストレス?って呆れております。
私は誤解されやすいと開き直っておりますが、それに加え生活習慣病も気にかけろという意味だと理解し、規
則正しい生活を送ることで大病を未然に防ぐためのサインなのでは?そう考えると今回の私にとってのイレギュ
ラーも少しは前向きに考えることができます。
そんな日常、花粉症も手伝って外出がかなり減少しておりますが、どういう訳か来客やお電話・メール等でご
提案依頼やサンプル製作依頼、それにお見積り依頼等々、お問い合わせやご注文を頂戴します。本当に有り
難いことで全て新規案件ですので大変ではございますが、物作りという観点から申せば面白い日々を送らせ
ていただいております。
またそれとは逆に失う案件もございます。弊社では毎年頂戴しております案件は事務の者と連携をはかり、で
きるだけ受注を頂戴できるよう事前にお客様へご案内しております。エンドユーザー様までクッション数が多い
場合、弊社でできることは限られます。ところがご案内していても無くなる場合があります。予算が削減された
とか、行事が無くなった等は仕方がないのですが、相手先の担当者が変わったからとかゴルフ場のクラブ競
技で表彰アイテムが食べ物に変った(もらう方の意向だそうで)とか結果のみ聞かされます。正直いって言い
訳です。
営業マンの言い訳上手は見苦しく、担当者云々は危機感の欠如であり、食品など???は一番悲しい話で業
界外へ予算が流れてしまいます。そもそも何故記念品が必要か、そのタイトルの価値を理解して、ストーリー
を思い描きながら説明しなければなりません。
例えばゴルフ場で一番の権威のあるタイトルはクラブ選手権です。ハンデキャップ競技ではなく予選の上位の
方が通過して、そこからマッチプレーで例外もあるかもしれませんが、ほぼ1ヶ月間にわたり日曜は足を運び
勝ち抜かなければチャンピオンにはなれません。
それを貰う方がいつも同じだそうで、その方の意見だけ聞いて米だの野菜への変更だそうです。
クラブ選手権のレプリカは他では販売されておりませんが、米や野菜はどこでも購入できます。
私は今の腕前では天地がひっくり返っても無理だと思いますが、仮にタイトルを獲得したとして米や野菜を頂
戴しても感動はありません。会員さん1人の意見を聞くのではなくレプリカを頂戴して、そこに自分の名前を刻
んでもらって感動につながるのかと思います。
以前仕事先の社長さんがあるゴルフ場のクラブチャンピオンになり祝勝会を開きました。その後そのレプリカを
玄関先に飾ったそうで、銀カップが変色したので磨いてもらえるか?とおっしゃられ綺麗に磨いた経験がありま
す。私共は物もそうですが感動を伝えることもできるのです。時に記念品とは心にいつまでも残る物でもあるの
です。
営業する者次第で数年後は大きく変わってきます。できるだけ社員教育のもと有能な戦士を送り込まなければ
、イベントにおける我々業界の予算がどんどん縮小されていきます。
言い訳上手な営業マンではなく、相手先様の想いを記念品で表現していく、そんな営業を心がけていきますの
で、今後共どうぞよろしくお願い申し上げます。