コラム 銀ちゃんの『銀が一番』
今年は暑い日が多く、私はゴルフをしていて熱中症の一歩前までいきました。水分補給は小まめにして、まだ
まだ続く夏を乗り切りましょう。
さてそのゴルフでのお話ですか、私のメンバーコースの競技に参加した際、暫く疎遠だった方と久しぶりに
ご一緒しました。その方はゴルフ場の経営も携わっていて、現在のゴルフにおける地盤沈下を指摘しておりま
した。だからこれからは女性とジュニアをターゲットにしてお風呂場やお手洗いなどに力を入れていくそうです。
でも結果が出るのには暫く時間が掛かるだろうと申しておりました。
その時、あくまで手っ取り早い方法としてと、その方の友人が良いか悪いかは別として、女性とジュニアの単
価を下げてみる?と申した瞬間、ジュニアは良いけど女性は駄目だと、そして私に意見を求めてきました。
そこで私も反対ですと答え、理由を尋ねてきました。
私が「そうしたわけは、まだできる努力がある。全てやりきって結果が出なかったら、その時検討する。自ら土俵
際に下がる必要はない。値段を下げたらもう次の打つ手がなくなりますよ。」と申しました。
そうしたら全く同じ意見のようでした。
でもこの話はゴルフ業界だけでなく、我々の業界でも似ており、まず上代の掛け率を下げる、有料だったもの
を無料にした過度のサービスが目に余ります。
先程の話にも繋がりますが、本来企業として取り組まなければいけないものを、全て棚にあげているように映
ります。
それならやるべき事とは?我々業界は秀でた人材や企業団体の表彰に携わっているのだから、まずは人材
育成であり社員教育が大切で、基本はまず商品知識を高めることから始まると私は思っておりますが、入って
数日という記念品業界の素人を営業に送り出す訳ですから、業界の地盤沈下は止まりません。単価を下げな
ければ仕事もらえません。営業マンによっては仮に3年後、予算が半分以下になっていることも考えられます。
たからプロの営業マンが必要なのです。
私は社員教育こそが優先課題で、自分が成長できなければ他社との競争には勝ち上がれないと考えておりま
す。
"No”を言わないのではなく代案を提案して、それでも折り合わないなら先様に断ってもらう営業を心掛けてお
ります。
そんな少数で営んでおりますが、皆が精鋭になれるよう頑張って、そして明るく楽しい会社を目指しております。
今後もどうぞよろしくお願い申し上げます。
