コラム 銀ちゃんの『銀が一番』
桜全線が北上しております。桜はパッと咲き、あっという間に散ります。その散りぎわがとても美しいですね。
そんな小春日和にショッキングな出来事がございました。
それは自分の勉強不足な部分、これは努力すればクリアできることですが、もう一つはどうにもできない現実
に直面致しました。
それはあるお店に品物を搬入した時、人が往来していて品揃えもあり物が流通しておりました。これに立ち会
い感じました。まずはメーカーの生命線は新製品の開発だと、そう言えば少しサボっていたかな。
情報を取り入れてなかったなぁと。早速資料集めを始めようと思いました。
もう一つ驚かされたのは、販売員の質の高さで、プロモーションに妥協がなく、要望が多く少し梃子摺ってはお
りますが、全てが新鮮で物を流通させるための前向きさに感嘆させられました。
では何故驚いたのか?が問題です。
魅力のある新製品を開発しても販路に問題があったら効果は期待出来ません。しかも開発経費はどこも負担
してくれません。
記念品のプロモーションも充分ではなく、それなら自分たちで思っていた矢先に、弊社の記念品が引き立つ飾
り付けや戦略を拝見できる場面に立ち会えたのです。
今まで私の取り巻く環境でプロの提案をされる得意先様もおられました。
またそういうところから新規案件が入るのです。しかしそれはごく稀でほとんどは記念品の作り方やセールス
ポイントも理解していない方が営業しております。提案を依頼されても自分で考えず、全て専門に担当する部
署や仕入先に頼み図案を制作しメールで提案、原寸の図案すら作らない現状で良い物が流通するわけがあ
りません。明らかにコストで戦う、つまりは国産ではない記念品ばかりとなり、売上もダウンしていきます。
つまりはプロフェッショナルな営業、販売できる人が少ないのです。
仕事が取れれば良いではなく、もっと高い次元に目標を設定して欲しいと思っていたら、他の業界では、それ
が当たり前に出来ている所がショックだったのと、これからの希望が沸いてきました。
これからは魅力のある新製品開発に力を入れ、記念品が営業してくれるという本来の姿にたち戻っていきま
す。
そのヒントはお客様の声にあります。私はディスカッションが大好きで、相手先様の気持ちや向かっていく方向
が確認でき、また時には斬新なアイディアをお聞きする事もございます。
最終目標はクレームのこない記念品製作ではなく、お気に召していただく、そして安心感を持っていただき次に
つながる対応を理想としております。
どうぞお気軽にお問い合わせいただけますか?