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コラム 銀ちゃんの『銀が一番』

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  今月も終わりに近づき、そろそろ花粉症の症状が出てきましたが、お変わりありませんか?私は新年早々

にご挨拶も兼ねて参加させて頂きましたが、そこからゴルフは冬眠しており、必死に体調管理に努めておりま

す。

 

さて今月のコラムの内容は、弊社が新規で製作しました法人用のホームページのご紹介と、何故そこに

至ったかを綴る事に致します。

今我々業界における製造に携わる若い人材がほとんどないこの状況で、何が自分たちにできるか?また我が

身において新規案件は当たり前として、新たな顧客先がないと前年売上に全く届かないといった状況からこの

ような経緯となりました。

私が就職した頃はバブルの後半でしたが、しばらく売り手市場も続きましたが、そこからもう20年以上買い手

市場が継続しております。


では具体的にどうなっているかと申すと、原価率の減少からはじまり、ロット減、それに在庫の負担まで比率が

上がっております。


昨今、牛丼チェーンやガソリンスタンドもそうでしたが、価格競争をする産業は衰退致します。しかし不景気

からか、値引きや過度なサービス、これらを有料であればまだ救われますが、仕事欲しさからか無料で行う等

々、他の業界の方にお話すると衰退する見本ぐらいの事を言われてしまいます。


今現在、職人さんはプロフェッショナルでなければ生き残っておりません。どこかが給料を払ってあげて修行

にくるなら教えてあげるとおっしゃってくださる職人さんはおりますが、若い人材を育てる余裕は現状難しい

状況だと思います。しかし売り手の方は、レベルに問題のある人材が???です。


それでもご飯が食べていけるのです。

 

私共に入る問い合わせで、今までの分野とは違う案件がございます。そこが大切で新規ジャンルの開拓は必

要不可欠です。ところが狭い業界で争っている状況を変えていかないと技術のある職人は根絶やしになります


ひとつ例をあげれば、先日腕の良い職人さんが異業種からきた案件で見積りの話になり、提示していただいた

単価は我々業界の3倍位だったそうです。ところがそのあと、今までの得意先から従来の品物のコストが高い

から他にも見積り取るよと言われたそうです。

私も以前、「説明しなければいけない商品に売れたためしがない」と言われた事がございました。

そうでしょうか?なら営業は要りません。それでは会話が弾みません。

私はお仕事の根底はお店ではなく魅力に溢れた人に集まるのだと思います。

そんな出会いを広げるために、今までの物より法人さん向けに特化したホームページを新たに製作してみまし

た。


ぜひ一度ご覧になっていただけますでしょうか。

よろしくお願い申し上げます。

 

銀製品の修理や、オーダーメイド品の製作もいたします。お気軽にお問い合わせください。
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