コラム 銀ちゃんの『銀が一番』
いよいよ桜が開花しました
週末、友人と食事をする事になり夜上野まで行きましたが、祭りかと見間違う程の人だかり（ビックリ）何が起き
たのかと思うほどで、予約もなくお店に入りましたが、いつもすぐ入れる所でも満席。そんなこんなで６件目よう
やく居酒屋の片隅のテーブルに落ち着くこととなりました。考えてみれば夜桜見物と増税前の買い物かと納得
しました。そういえば新年早々のセリを高値でマグロを落とす回転寿司屋さんも外まで並ぶ盛況ぶりでした。
そういう私も花粉症だという事を忘れさせるくらい綺麗な、しだれ桜に見とれて帰ってきました。
少しは景気が良くなってきたのかな？正直ほとんど実感はしていませんでしたが、３月は駆け込みなのか？と
いうより年度代わりの特需が入ってきて、何年かぶりの忙しさでした。
後で聞くと、他で数社に断られたといったデザインや企画の物が幾つかあり、弊社でも最初から上手くいくかど
うか、やってみなければ解からないといった内容で、やはり手掛けてみれば一難さってまた一難の繰り返しで
、正直疲れました。ただ出来上がった時の感動は言うまでもありません。ただ感動ばかりでは商いになりませ
ん。何故お引き受けしたの？と尋ねられ、今回は山有り谷有りで利益がとれなくても、この経験は次につながる
。今度はどうやったら綺麗で早く、しかもコストを抑えて製作できるかが見えてきますし、正直これが作り手の楽
しみでもあります。
弊社ではクレームのこない品物ではなく、喜んでいただける記念品を製作できた時、作り手も営業も至福の瞬
間を味わえる事が出来るのです。
昨今、お客様の目が厳しくなってきて、特に仕上がりサンプルだとか途中経過報告として、工程表の提出や要
所で品物が見たい、または写真を送ってほしい等要望が入ります。
これらは対応できるものにおきましては、対処いたします。例えばサンプルや工程表は問題ありませんし写真
も送ります。また品物を見たいという方には弊社で確認をお願いしております。ただ先日のお仕事で、納期が厳
しい案件で期日が切迫している（イレギュラーが起きたので弊社にも責任はありますが）にもかかわらず、手を
とめてサンプルの持ち込みを強要されるのは少し考えていただけないかと思います。
この話は弊社が大きさイベント向きのオーダーメイド記念品を製作させていただいたときのお話で、間に数社入
った環境で起きたことです。
数社入ることで、決定まで、または納入日までにかなりの時間を要し、製作期間が短くなっていると考えており
ます。
弊社では初めて手掛ける記念品は決められた納期の2〜3日前には完成する工程をふみます。
なぜなら初めてというのは、どんなイレギュラーが起きるか解らないからです。2〜3日あればイレギュラーの対
処もできますが、今回ギリギリの場面にもかかわらず、まして仕事の峠も越えてないのに、仕掛りパーツを持ち
見せに行く（来訪を強く希望しましたが）、やはり新規製作の怖さが解かってくれていないのだなあと思いました
。
弊社では仕上がった時にお客様とボタンのかけ違いがないよう着手する前、また製作中にも途中経過として写
真を送る、また仕上がった物も同様にご案内させていただいております。
本当は製作のご依頼をなさったお客様と実際記念品を製作する担当者とが、お会いしてお話をするのが一番
かと思います。
弊社には今まで書き溜めた図面やサンプル、それに現場の職人がおります。どうかこの世に1つの記念品を弊
社に製作させていただけますでしょうか。よろしくお願い申し上げます。
