コラム 銀ちゃんの『銀が一番』
今年は残暑が厳しかったですが、11月に入ると急に気温が下がって、私の一番好きな秋が短く感じております
今日この頃ですが、お変わりありませんでしょうか。
先日弊社の近くにある、おおとり神社で開催される酉の市に行ってまいりました。昔に比べ薄着で参拝されて
いるなあという印象でした。
さて今回は記念品製作においてどうやったらイレギュラーが防げるか。また相手先様との連携がとれるかを
テーマにしていきたいと思います。
これはつい先日、実際弊社でもおきた事です。それはある記念品の表彰が12月に行われます。そこでまず
記念品の確定ならびに個人名が必要となります。お客様にその事を伝えますが、エンドユーザーにはほとんど
連絡を入れてくれておりません。そこで今後の調整も兼ねて、お客様に帯同してエンドユーザーの担当者の方
々に丁寧に説明し、記念品の確定ならびに今後の日程確認をしてきました。ところが期日になっても資料の
提出がありません。そこで100%完成ではなく途中経過だけでも伝えて戴けたらとお願いしました。
ようやく内容がご理解いただけたようで、途中経過が入るようになりました。そこでそれに合せこちらで準備をし
ていたら、途中で訂正が入りました。しかも雛形の訂正です。弊社担当者は2〜3日自宅で夜遅くまでデータ
製作しておりましたものが全部やり直しです。その事を相手先様にも申し上げました。しばらくして担当責任者
から私に悪いと思うけどその為の校正でしょって言われ、こちらも返す言葉が見つかりません。
ちょっと話が飛びますが、先日業界の講演会で24年間ディズニーランドにいらした講師の先生が、婉曲話法を
用いてトラブルを極力減らしてきた旨のお話をお聞きしました。それはディズニーでは刺青やモヒカン刈のお客
様には入場をお断りしているそうです。その用件をお伝えする前に、大変申し訳ありませんがとか、恐縮では
ございますがといった内容の言葉を婉曲話法と申すそうです。今回は婉曲話法を使ってくれませんでした。
今回の訂正ですが、間違っているわけでなく、最初のリストに乗っ取って作られたもので、安易にこの方がいい
かなあという思いつきにもとれます。しかし今回の件は防ぎようがなかったのか?100%は無理にしても何か
対処・方法はあるはずです。
私が営業担当者にまず伝えたのは、最初から訂正があると思って仕事に掛からないからだと申しました。
協力工場から入ってくる品も時には思ったものと違う事も想定しておかなければいけません。
訂正ありきならデータの製作方法も変わり、修正も安易です。またお客様に途中経過報告のお願いをするなら
、その後のこちらで製作するデータにおいても、途中経過をなぜ報告しなかったのか。納期が厳しい案件なら、
当然弊社の協力工場にも情報をお入れして、ストレスを軽減する努力も必要だと思います。
それとなぜ自宅に帰ってデータを製作するのか。人に物を頼めばすむ事で、それは役職とかを問わず、自分の
為にお願いし、尽力してもらったら素直に感謝する。その個々の力が発揮されるから、一人ではなく仲間と
いっしょになる、つまりは1+1=2プラスαになるのだと私は思います。人に物を頼むのも自分を成長させる
大切な要素で、もしそうしていれば、もっと冷静に対処できたはずです。
弊社ではこのように日々格闘しておりますが、若い人材が真面目に頑張っております。
また昨今はホールインワン記念品のお申し込み、お問い合わせが増えてまいりました。
近々新たなアイテムを掲載致しますので、今後共よろしくお願い申し上げます。
