コラム 銀ちゃんの『銀が一番』
8月に入り夏本番ですが夏バテしておりませんか?
私は先日ゴルフでクラクラして、危ないという一歩手前を経験しました。その日は暑くまた微風で、何より歩き
(常用カートではなく)であったのも一因でした。通常それだけでは問題ないのですが、慢心という意味では
広々しておもいっきりショットできるゴルフ場の環境が、逆に日陰に入れないという皮肉な事に、また途中の
売店までと思って水分補給を調整していたら、無人の茶店になっていて、小銭がないため残りの5ホール本当
にしんどかったです。そのコースを廻るのが1年半ぶりでしたので、今の状況を事前に確認しておかなければと
反省した次第です。
その確認ですが、弊社でも今問題になっていて、A社・B社・C社があれば個々の会社に特性があり、同じよう
に手配をしても上がってくる品物にかなりの誤差が生じる訳です。そこをどのように指導していくか、つまりは
確認なのではないでしょうか。これはお仕事を頂戴する顧客先にもいえる事で、アプローチの仕方も当然変え
なければいけないと私は思っております。これは参考書に掲載されておりませんし、あくまで経験が物をいうの
ではないでしょうか。過去の資料をしっかり管理しているところであれば10のうち3か4で相手先に通じますが、
そうでない所になると10でも足りない場合もございます。先日もデータとFAXで原寸図案を送り、サイズまで
記入したにもかかわらずサイズが全然違う、そしてそれを指摘しても本人が謝らないところか開き直る、これで
はまた次も同様の過ちを繰り返すのではと危惧しております。
発注書ならびに見積書は誰でも解るように作る、つまりは???部分ができるだけ少なくする努力が必要で、
仮にイレギュラーが発生した場合は、原因とまずは前向きな打開案をつくり、そして自分に非があった場合は
まずは謝る(反省)こと、そして言い訳をしない、これらを徹底しないと、また同じようなミスを繰り返すと弊社
スタッフにまた自分にも言い聞かせています
考えてみると会社では今は指導する立場にありますが、昔を思い起こすと失敗談がたくさんあります。
先代にもよく怒られましたし、お客様にもそうでした。私が入社して間もなく言われたのは、怒ってくれる人は
大切にしなさいという事でした。以前私が得意先様からのご依頼で大きなマークを製作させていただき、メッキ
加工を施しましたが、物が大きくてメッキがうまくつかず、メッキ直ししても同様で、それを持って謝りに行った事
がありました。その時物凄く叱られました。良品が納まらなかった事ではなく、何故一報入れなかった。連絡を
もらっていれば品物到着までに手立てがうて、指示が出せたぞと。また職人が精魂こめて製作したものを幾ら
自信のないものとはいえ、なんでしわくちゃな新聞紙に包んで持ってきた。きれいに包装して持って来いっ。
今でも鮮明に覚えています。その方は私の事を思って言ってくれたのです。先日もその方のところにお伺いし
ましたら、弊社の営業担当に対して暖かい叱咤激励を頂戴しました。翌日当人に伝え、これからも気がついた
事があったらご指導願いますと礼を言ってくるように命じました。ほかに指摘してくれる方はそうはおりません
から。
オリンピックのメダリストが支援してくれたスタッフや共に励んだ仲間に感謝の言葉を発しております。
私はメダリストではありませんが、今の自分を考えますと同感です。やはり感謝です。弊社は得意先様や協力
工場、そして支えてくれるスタッフのお陰で成り立っております。
そいう意味では弊社HPはスタッフが懸命に更新しております。嬉しいのはオーダーメイド記念品製作集の
ページのお問い合わせが多く、こんな物も製作できるならこれも出来ますか?など詳細にみていただいている
ことに驚きとまた、やり甲斐も感じます。ありがとうございます。
暑い夏ではありますが、これからもスタッフ一同頑張りますので、よろしくお願い申し上げます。
お体ご自愛なさってお過ごしくださいませ。